HP作成の進化
ホームページを制作して約20年の事務所代表、伊藤の体験してきた歴史のようなものを書きますね。
2002年6月よりホームページ作成代行をスタートさせました。パソコン教室のかたわらで。今は事務所を構えてこちらをメインにお仕事しております。
■HTMLとCSSで作成
あの時は、HTMLとCSSで作っておりました。HTMLとCSSのスクリプトは全てメモ帳に書いて保存していて、新規作成や更新の時にコピペで貼るというやり方でした。
できあがったファイルは.htmlとし、デザイン用のCSSは.cssとしてフォルダにまとめて、両者をサーバーにアップしていました。
CSSでデザインしていいところは、全てのページに同時にデザインを施せるところです。
だけど、複雑怪奇なデザインはスクリプトが複雑になり、思い通りにならなくて相当イライラしました。
当時、有料でHPを作るソフトが販売されていました。Macromedia Dreamweaver、Adobe GoLive、ホームページビルダーです。
私は当時からノートパソコンで、VAIOを愛用していました。
VAIOには標準でAdobe製品がプレインストールされていましたので、Goliveはパソコンの中にありましたが、触ってみてほとんど操作を覚えることができませんでした。
難しかったです。
次にホームページビルダーを触ってみました。これは、日本の会社が作ったソフトでマイクロソフトのワードのような作りでした。これはすぐに使えるようになりました。
あの当時、ビルダーにCSSは標準でついていなかったので、HTMLは簡単に作れましたが、CSSでコントロールができず、帯に短したすきに長し的なソフトでした。
ホームページとしての作れる数は多くなく、今思えば、販売のチャンスを逃していたように思います。
■ワードプレス
2012年の夏、本屋で「本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書」に出会いました。
「これだ!」とむさぼるように読み、むさぼるようにパソコンのキーをたたいていました。これが私とワードプレスとの出会いです。
その後は、作成スピードが格段にあがり、ワードプレスでたくさんのHPを制作しました。恐らく作成スピードは3-4倍になったと思います。
ワードプレスをいちから学びたい方にはお勧めの本です。
でもね、HTMLCSSが全くの初心者の場合はちょっと厳しいかもです。評価は今でも昔の本であるのに高いです。本格的な構築になっているからでしょう。
ワードプレスはオープンソースなので、ワードプレスのいいところは、世界中の人がネットの進化にあわせてワードプレスを進化させているところです。
それにあわせて、プラグインも進化していて、もうできないことはないよ的な内容になっています。
先日、一級建築士のサイトを手掛けた時に、途中で「こうしてほしい」と追加依頼があり、その内容は実績の十数枚の写真を手動で送って見せるビューワーのことでした。
これはですね、プラグインを設置すればそれでいいのです。即解決です。
というように、ワードプレスは本当に素晴らしいCMS(ソフト)です。
■ノーコードSTUDIO
最近、ノーコードという単語をよくみかけます。No codeです。コードなしってことです。
WEBの世界はコードで成り立っています。コンピュータ言語ってことです。大雑把に。
* クライアントサイド:HTML・CSS・JavaScript
* サーバサイド:Java・PHP・Python
私が興味を持っているのは、STUDIOはノーコードでホームページが作れるオンラインツールだということです。
売りが直観的に操作が可能、HTMLやCSSを知らなくてもすぐにできあがると。(直観的とは、目でみてすぐに的なことです。)
WEB屋さんの記事を読むとコーダーが不要、作業のステップが減る、コストがさがる、但し、カスタマイズの自由さがないなどとありました。
自前のサーバーはいらないのです。だってオンラインツールなので。FBとかTWのような感じです。
値段的には安いです。なので、ランディングページなどに最適なのかなと思っています。
操作を少し勉強予定です。
■まとめ
コロナで世の中本当に変わりましたね。通販はバカ売れ、お持ちかえり食物、スーパーも業績よし。
対面が難しくなっている昨今、ネットでの商売も活況を呈しています。
実写、アニメーションなど動画もごく普通にスマホで閲覧可能になり、それを作成するツールも無料で山ほどあります。
いろいろなことを学び続ける必要があるということですね。